くんさんのアウトプット帳

経験してきた事とか書いてみる

仕事脳で考えた恋愛弱者の婚活戦略体験1

同僚からこれを書けと言われたので書き出してみます。

私自身が元エンジニアで今はIT業界で営業やマーケティングをしています。職業柄、結構ロジカルに考えてしまいがちな所がありまして、
プライベートで恋愛下手、、と言うか恋愛怖いと考える派でした。

仕事になると自分の感情を若干無視してアウトプット出す方に集中できるので、
「婚活を仕事として割りきってアウトプット出す」
と言うマインドセットに切り替えて活動してみた、と言う体験記です。
結論を言うと、これで結婚できましたので、
誰かのヒントになったら幸いです。





婚活をしようと思ったきっかけ:

通勤が面倒で会社の徒歩圏内に引っ越し、コンビニ感覚で出社するようになり、毎日仕事と家の往復で、休みの日は暇だから仕事しちゃう、みたいな毎日を送ってた32歳。
ある日、髪が薄くなってきた事に気付く。
このまま行くとハゲちゃうのではないか?
と言う不安に駆られてきました。
よくよく鏡を見てみると、確かに劣化を感じる。

これがおじさん化の始まりか。。
このままハゲたら誰からも見向きされなくなる!
生涯独身確率高い!とりあえずこのままだとなんかヤバい!

と思い立ちました。




要件定義:
結婚とは何だろう?

結婚するとは、どういうことか。
それは結婚してないと深くは知り得ない為、
一旦仮説を置いていきます。
仮説「自分と相手の生涯をかけた、男女間の長期契約」
みたいなもんかなと。

これを咀嚼していきますと、
「一生愛し続ける誓いを立てる事」になるのではないかと。

自分で考えといて、
「え、何それ、そんなの無理じゃね?」と突っ込んでしまいましたが、それ言い出すと意味無いので、
無理じゃない前提条件をつける事にしました。


それは、
「自分の人生史上、最高に良い女性を探し、相手も最高と思ってもらえる間柄を構築する事」であると考えました。


最高に良い、とは一体何か?

それはよくわからなかったので、ざっくりイメージで想定。
いわゆる「高嶺の花」と言いますか、
絶対つき合えないよなーこんな可愛くて良い子は、、こんな子と付き合えたらなー、けど付き合える訳ないか、と思ってしまうような「自分には手が届かない」位の相手と、もし結婚できたなら、

絶対浮気しないし、
付き合えた後も付き合ってくれてありがとうって思えるし、
結婚した後も結婚してくれてありがとうって思えるし、
何より喜ばせたくなる。
そして別れたら一生立ち直れない。

だろうと考えました。

そして、その感情がお互いにイーブンであること。
男性か女性かどちらかが優位に立ち過ぎると、
バランス悪くなり運用phが怪しくなるからできるだけそのリスクは排除しておきたい。
なので、相手にもそう思ってもらえることも重要。

と言う前提条件。



「おいおい、そんな子が、俺の事を好きになるなんてある訳ないじゃないか。」

と自分突っ込みしますが、
「仕事脳」に置き換えると、あら不思議。

「チャレンジもしてないのに、最初からできないなんて言うな、ダセーから!俺はやる!外野は黙ってみてろボケが!」
と言う発想に置き換わります。


実績が無いなら、未来を語る!
失敗するリスクよりも挑戦しないリスクの方が大きい。
これがベンチャーで培ったマインドなんです!

やるぞやるぞー、うおおお!



無理めな要件の場合は、
ブレーキを踏みたくなるのをグッとこらえ、
できる方法論を無理にでも捻り出してみましょう。


まとめます。

婚活要件:
無理めな女性と付き合う(一生コミットできると思えるような!)







無理め、と言うのは一体どういう事か?
を考えていきます。


プライシングの世界において、
価格と言うのは
市場の需給バランスによって決まる事が多いです。

なので、市場価値=需給バランス=異性からの人気度
と仮置きし、
男としての市場価値が10段階中5だったとしたら
女性としての市場価値が10段階中7以上ならめっちゃ良い
みたいな感じの計算してみました。

市場価値低いのに、理想ばかりうたって
「出会いがない」と言うのは、
プライシング失敗ですものね。


人気度をざっくり試算しますと、
異性から人気の出やすいあるあるスペックで言うと、
男は経済力でしょうね。
だってIT社長は芸能人と付き合えるし、バチェラーにも選ばれちゃいますからね。

勿論、顔、性格、身長体重など体型などもポイントでしょうが、そこは人によって変わる不確かなものなので、今は一旦外します。

その時点で高年収ではない自分は萎えそうなのですが、安心してください。

日本人の平均年収が400万位なので、
400万あれば市場価値で言うと平均点は取れます。
20代なら300-350でも十分平均取れてます。
それより高年収な人は、婚活市場においてポテンシャルがありますので自信持って良いです。
※この辺正確な数字が知りたい人はググってみてください。

ざっくり自分の市場価値を6と仮置きします。

この時点で
「平均より上」である事を胸に刻み付けます。
これは、勇気になります。
自己評価は3位でした。





では無理めな市場価値8クラスだとしたら、
どれくらいのスペックの女性なのでしょうか?

(たぶん)合コンに来たら、男全員から狙われる位の可愛い子
でしょう。

この可愛いには顔、美容や化粧、髪形、仕草表情など色んなファクターはあると思いますが、私は女性ではないので、男性目線の人気度から計算しました。

学生に例えたら同じクラスでトップ級の人気。
修学旅行の夜の時間、男たちが好きな女の子言い合う時に誰かと被っちゃうような可愛い子でしょう。
(まさに高嶺の花・・)


そのように要件の解像度を上げていきました。


次に
自分にとって可愛い子
と言うのは、一体どういう人なのか?
を定義していきます。

まあ、世の中の女性の半分以上、可愛いな、と思ってはいたのですが、、

ざっくり、今までの自分の過去恋愛してきた、片思いしてた相手の共通項を探しました。

・キレイ系より可愛い系
・よく笑う、人懐っこい
・太ってない
・何となく自分に気があるんじゃないかと思わせるスキル
これぐらいしか分かりませんでした。
じゃこの条件満たしてる人なら誰でも良いか?と言われたら多分違うので、恐らくもっとセグメンテーションできる事は、何となくわかりました。
※この辺は婚活アジャイルを回しながら、後々明確になってきます。




自分が10段階で6ならば、5打席立てば3安打は出るかもしれない!
って仮置きしたら、中々の高打率なので、
嘘だろ?と思いながらも仮説検証の為に
合コンに繰り出してみるのでした。



つづく。


次回は、
市場価値8の強者と戦う為の弱者の戦略
について、
SWOT、STP、顧客リサーチして、プロトタイプ実装して検証とフィードバックと言うフェーズを書いてみます。

お楽しみに。